失敗しないフローリング選び
失敗しないフローリング選びにはいくつか重要なポイントがあります。どのようなことに注意すればよいのか見ていきましょう。
目次
- ○ 予算を設定する
- ○ 使用目的を考慮する
- ○ 耐久性を確認する
- ○ メンテナンスの手間を考慮する
- ○ デザインとインテリアに合わせる
- ○ サンプルを見て比較する
- ○ まとめ
予算を設定する
フローリングの材質や表面のコーティング、シート貼りや無垢の材質など価格帯は様々です。あらかじめ予算を決めておくことで、選択肢を絞り込むことができます。
使用目的を考慮する
フローリングの敷設場所や用途によって、適した素材や仕上げが異なります。
たとえば、リビングルームや寝室には無垢の暖かみのある素材が適しているかもしれませんが、キッチンや洗面所などには耐水性のある素材が必要です。
他に床暖房が設置されている場合は床暖房対応のフローリングを使用するなど目的に応じて選定する必要があります。
耐久性を確認する
フローリングは長期間使用することを考えると、耐久性が重要です。特に家族が集まるリビングやダイニングでは、耐摩耗性が高いフローリングやWPC等の強度の強いフローリングを選ぶと良いでしょう。
※WPCとは、木材の導管部分にプラスチックを注入した、木材とプラスチックを複合化した材料のことです。
この複合化技術により、木材の風合いを生かしながら、木材の欠点である傷や汚れの問題を改善したハイブリッド技術です。
WPC床材とは、このWPC技術を表面単板に用いたものです。
メンテナンスの手間を考慮する
フローリングの素材によっては、メンテナンスに手間がかかるものもあります。自分のライフスタイルや時間に合わせて、メンテナンスの手間を考慮しましょう。
最近ではノンワックスタイプのフローリングが多く出ております。フローリングワックスを掛けずに綺麗な状態を保ってくれるのでお勧めです。
デザインとインテリアに合わせる
フローリングは床全体を覆う大きな面積を占めるため、インテリアと調和したデザインを選ぶことが重要です。自分の好みや家の雰囲気に合わせて選びましょう。
基本的には床から天井にかけて色を薄くしていくのが良いでしょう。
サンプルを見て比較する
フローリングの色や質感は、実物を見て比較することでより正確に判断できます。複数のサンプルを取り寄せて、実際に目で見て触れてみると良いでしょう。
まとめ
如何でしたでしょうか、今回は失敗しないフローリング選びを解説しましたが、なかなか張り替える機会の少ない箇所ですので質感や素材、色や溝幅など自分に合ったフローリングを選びましょう。