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施工実績

(尼崎市)屋根葺き替え工事

こちらではR4年5月に完了した尼崎市T様邸の屋根葺き替え工事をご紹介いたします。

目次

工事前の状態

こちらは現況の写真になります。耐久性に優れた瓦屋根ですが実は他の屋根仕上げ材と比べると重量が大きく耐震性の面ではかなり不利な仕上げ材になります。約30坪のお住いの場合、瓦の重さは約6000㎏にもなり、1㎡あたりの屋根の重さでは約60㎏に相当します。

足場工事

先ずは安全に作業できるように足場を組み立てます。標準的な戸建て住宅の場合の作業日数は一日(半日)程で組み終わります。

瓦撤去、下地工事

既存の瓦と土を撤去しました。
其の上から下地になる角材を強固に固定し、その上から構造合板を貼っていきます。
断熱性を上げる場合はこの時に断熱材を入れても〇ですね、結露の防止や屋根裏の熱を逃がすために棟換気を取り付けるようにしましょう。

防水シートを貼っていきます

構造合板を貼り終わったら防水シートを貼ります。
瓦の仕上げ材の中に雨が入ってきたときにこの作業が適正に行われていないと雨漏りの原因になりますので、しっかりと確認しながらの作業になります。

仕上げ材を葺いていきます

今回採用したのはKMEW:ルーガ。
軽量で高耐久、厚みは陶器瓦と同じですが重さに関してはその半分ほどしかないため、住宅にかかる負担が少なくなります。
屋根を軽量化すると重心が高所に集まるのを防げるため、地震が発生した時でも建物が揺れにくくなり倒壊を防げるというメリットがあります。
軽量で耐久性、耐震性に優れているルーガは、地震の多い日本にはピッタリな屋根材ではないでしょうか。

完成

工事が完成しました。
仕上りも綺麗ですね、通常のカラーベストに比べると高価になりますが耐久性や断熱性にも優れているのでお勧めの屋根材です。
屋根の葺き替えをご検討されている方は一度選択肢に入れてみては如何でしょうか?