BLOGブログ

ブログ

寒い家をなんとかしたい!断熱リフォームを解説します

目次

断熱リフォームとは?

12月も終盤に入り急激に寒くなってきましたね。今年は秋が暖かでしたのでこの寒さは皆さま堪えているのではないでしょうか??
お家に帰ってあったかいお鍋でもつつきながら家族と団らん!しかし床が冷たい、壁が冷たい、隙間風が、、、それでは折角の団らんも寛げませんね。
そんなお悩みを解消するのが断熱リフォームです。大掛かりな工事から1日で完了する工事まで色々ありますのでどの工事がご自宅に必要なのかチェックしてみてください。

断熱リフォームの種類や工期はどのくらい?

さて、そんな断熱リフォームですがどんな種類があるのでしょうか。
主に施工する箇所は壁(外壁、内壁)、屋根・床・窓が施工する箇所になります。ここに断熱材を入れたり遮熱塗料で塗装したりするほか内窓を設置して二重窓にするなどの方法があります。

それぞれの施工方法や工事期間の目安は、以下の通りです。

内壁に断熱材を入れていく方法

戸建ての場合は既存の壁を捲って柱の間に断熱材を入れていく工事になります。かかる期間は施工範囲にもよりますが1週間~1ヶ月程度で、既存の壁のなかに断熱材を入れていくのでお部屋は狭くなりません。
マンション等では外壁に面した面はコンクリートの壁に直接ボードを貼っていることが殆どで、断熱材が入る隙間が無いので既存の壁に発砲ウレタンを充填する方法や内側に新たに壁を作ってその壁の中に断熱材を入れていく工事になり、かかる期間は施工範囲にもよりますが2日~1週間ほどになります

天井に断熱材を入れていく方法

戸建て、マンション共に最上階の天井裏に断熱材を入れていきます。天井の仕上げ材を撤去して垂木(天井の下地材)の隙間から天井裏に断熱材を入れていきます。この際に一般的に良く使う断熱材(グラスウール)は遮音の効果もあるので戸建てで階下への騒音が気になる場合は階下の天井裏に施工することで騒音を低減する効果もあります。
この場合のかかる期間は3日~1週間程度必要です。
又、戸建て住宅では屋根の葺き替え工事の際に野地板(屋根の仕上げ材を支えるベニヤ板)の下に断熱材を入れていく方法もあります。此方は現在の屋根仕上げ材を撤去してからの工事になるので例えば現状の瓦葺き屋根をカラーベストに葺き替える際に一緒に施工することが望ましいですね。

床下に断熱材を入れていく方法

こちらは一般的には戸建ての1階床の工事になります。最近の戸建て住宅では基本的に施工済の場合が多いですが、昭和40年ころの物件には未施工の場合が多いです。
床下から施工する方法もありますが、基本的には既存の床を捲ってやり替える改修工事の施工時にすることが多いですね。
既存の床を捲って根太、若しくは大引きの間に発泡スチロール状の断熱材を敷き詰めていきます。
こちらは6帖間で3日ほどの工事になります。

内窓(インナーサッシ)を取り付ける方法

既存の窓の内側にもう1枚断熱硝子の施された内窓を取り付ける方法で、最も手軽で効果のある工法ではないでしょうか。
熱は厚みの薄い箇所から入ってきたり出て行ったりします。ご存じのように住宅で外壁に面した面の中で一番薄い箇所が窓になりますので、ここを断熱するのはかなり効果的になります。また、工事期間は1日~2日と手軽に出来るのも嬉しいですね。

外壁・屋根の断熱塗装

こちらは屋根、外壁の塗装工事の際に使用する材料を遮熱塗料で施工する方法です。外壁塗装工事に関しては別記事に詳しく載せていますのでそちらも是非ご覧ください。
施工期間は1~4週間程度となります。

【2022年度版】断熱リフォームの補助金制度

子育て世帯・若者夫婦世帯の住宅取得に伴う負担軽減を図るとともに、省エネ性能を有する住宅ストックの形成を図るため、住宅の省エネ改修等に対して補助金を交付する「こどもみらい住宅支援事業」を創設されました。(※今回の措置は、今後の国会で予算が成立することが前提となります。)

断熱改修工事の場合は全ての世帯を対象に最大30万円の補助金を交付するとし、子育て世代、若者夫婦世帯の場合は最大60万円までの上限引き上げ特例があります。
対象となる8つの工事の内、下記1~3のいずれかに該当するリフォーム工事を含む必要があり、補助額が最低5万円以上になる場合申請可能になります。

1.開口部(窓)の断熱改修
2.外壁、屋根、天井又は床の断熱改修
3.エコ住宅設備の設置(節水トイレ、節水カラン等)
4.子育て対応改修(ビルトイン食洗器、宅配ボックスの設置等)
5.耐震改修
6.バリアフリー改修
7.空気清浄機能、換気機能付きエアコンの設置
8.リフォーム瑕疵担保保険等への加入

リフォームの補助額は、リフォーム工事等に応じて設定された補助額の合計となり、1戸あたりの補助額の上限は、添付資料の通りとなります。詳しくはリンク(国土交通省URL)をご覧ください。

まとめ

今回は断熱リフォームの種類や施工方法、施工期間、補助金にスポットを当てて解説いたしました。本当は概算金額なども入れようと思ったのですがこればかりは現在のお家の状況や施工範囲で価格は変動しますのであまり参考にはならないかと割愛致しました。
夏熱くて、冬寒いよ、冷暖房の効きが悪いとお困りの方は一度ご検討されては如何でしょうか?
株式会社 大信建設では皆様のお家のお困りごとに真摯にご対応しております。見積もり無料で、施工可能範囲は関西一円になりますので少しの事でもお困りの際は是非一度お声がけくださいね。